パ編成担当「巨人今村はローテで使えば2桁勝てる。勿体ないよね。」

巨人・今村、評価上昇のジレンマ　〝不遇の左腕〟に他球団熱視線も…商談テーブルにだどり着けず

昨季１７試合登板で３勝４敗も、パ・リーグ球団の編成担当は「ブルペンでの投球練習もみたが、やはり素晴らしい。２桁勝ってもおかしくない」と絶賛。「９月からローテを５人で回したのに使われなかったんでしょ？　もったいないよね。年俸も３０００万円と安い。どの球団でも欲しがっている。巨人で一番人気だろうね」とお買い得なのも人気の理由だ。

プロ１０年目の昨季は、自身初の開幕ローテーション入りも、６月を最後に先発の機会を与えられず。８月２２日に２軍に降格すると、勝負どころでも昇格の声は掛からなかった。

好投が続く左腕を原辰徳監督（６３）は「現状では（高橋）優貴より、おれは今村の方がいいと思うね」と昨季勝ち頭の上に置くほど。「ボールそのものはとってもいい。セットポジションのときにさらに精度を上げるということでしょうね。いい状態で来ていますね」と大きくうなずいたが、毎年同じことを繰り返している感は否めない。

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