巨人・原監督「自慢の母」カツヨさんが死去　亡くなった当日も普段通りに試合を指揮

巨人・原監督　「自慢の母」カツヨさんが死去　亡くなった当日も普段通りに試合を指揮

　巨人は５日、原辰徳監督（６４）の実母・カツヨさんが、５月３１日に老衰のため神奈川県大和市内の病院で死去したと発表した。８９歳だった。

　４日の通夜、５日の葬儀告別式は近親者のみで執り行われ、弔問、供花、香典等は辞退の意向という。亡くなった５月３１日、原監督はロッテ戦（ゾゾ）の指揮を執り勝利を収めた。１日の同戦（同）と２日からの日本ハム３連戦（東京ド）も普段通り監督を務め、公にしていなかった。

　原監督は「私にとっても自慢の母」としみじみ語る。三池工や東海大相模、東海大で監督を務め、１４年に死去した父・貢氏、自身とおいの菅野を「妻として母として祖母として３代の野球人を育てた」と明かした。

　強くて優しかった最愛の母。「身を案じ、ケガを心配しながら勝利を願った女性は世の中にそうはいない。おふくろの中で（野球は）人生そのものだったんじゃないでしょうか」。感謝の念が尽きることはなかった。

https://news.livedoor.com/article/detail/24372872/

【巨人】原監督が母カツヨさんしのぶ「勝利を強く願った女性。父より強さも」正座して試合見守る

　原監督は大阪入りする前に取材に応じた。「妻として、母として、祖母として3代の野球人を育てた。けがとか健康を案じてね、特に勝利を強く願った女性でした。それが母親も誇りだったと思います。私にとっても自慢の母であった。最後安らかにというところではとても安心してます」。原監督の母として、父で三池工、東海大相模で甲子園優勝に導いた貢さん（故人）の妻として、そして巨人のエース・菅野智之投手（33）の祖母として、野球に寄り添い続けた人生だった。

　強くやさしい母だった。「父よりある意味強さももっていた。もちろん、優しさも持っていたっていうそういう母でしたね。あれほど野球を真剣に、身を案じケガを心配しながら、そして勝利を願った女性は、たぶん世の中にそうはいないんじゃないかな」。家族で試合は、家で正座をしながら見守っていたという。すでに葬儀、告別式は執り行われ、菅野も参列し最後を見届けた。「おふくろの中では、（野球が）人生そのものだったんじゃないでしょうか」。母の89年に及ぶ人生を悼んだ。

https://news.yahoo.co.jp/articles/78e143a5c5b41cc9d747ae6da40131f7428f58e6