【巨人】浅野翔吾、カブレラのルーチンでプロ初安打「本当か分からないけど、飛距離が伸びると聞いて取り入れた」
ルーチンを取り戻した。打席に入った直後に一度、西武などでNPB通算357本を放ったレジェンド助っ人・カブレラのように腰を反らせるのが高松商時代からのスタイル。「カブレラ選手がやっていて本当か分からないけど、あれをやったら飛距離が伸びるというのを聞いて取り入れました」。しかし、11日の紅白戦は観客の多さに圧倒され、緊張からできなかった。夜に甲子園での映像を見返し、フォームと打席の入り方を確認。「今日はしっかりと腰も反れて、いつも通りのルーチンで打席に入れたのが良かった」とうなずいた。
試合前から本来の姿だった。前日の“デビュー戦”ではプロの試合前の動きに困惑。高校時代は試合前にベンチ前で素振りを繰り返して準備していたが、周囲の動きに合わせたため「試合10分前までロッカーにいて素振りはできませんでした」。この日は他の選手がロッカーにいる中、25分前にベンチ前へ。一人黙々と素振りを行い、試合へ臨んだ。
でもルーチン取り戻したらヒット打てたと
初めて親元を離れての生活。1月の新人合同自主トレ中には近くにいた同い年の選手が2軍キャンプには不在。「不安と緊張もあります」と吐露していたが、先輩たちに声をかけてもらい、不安が消えていった。「(11日夜も)ご飯の時に北村(拓)さんが『一緒に食おうぜ』と言ってくれました」とうれしそうに明かす。「先輩方が話しかけてくださるおかげで慣れていけている。感謝したいです」。初安打にベンチも大喜び。愛される人柄もまた武器だ。
連日の振り込みで手はボロボロ。テーピングを施した手を見た原監督は「自分の肌で、自分の手で全てちゃんと打てるようになったらね。そういうものが年輪と化すわけだから恥ずかしいことでも何でもない」と成長を願い、「今日は枕を高くして寝られるのでは」と喜んだ。1打席目は初球を打って捕邪飛だったが、2打席目もファーストストライクを打って初安打とアグレッシブな姿勢を貫いた。指揮官は15日からの1軍の那覇キャンプメンバーには入れず、「しっかり土台を作る」と2軍で経験を積ませる方針を明言。「1本出たというのは自分にとってプラス」と浅野。一歩ずつスターへの道を進む。
その一端として、浅野の体内に顕著な変化が出始めている。公称では身長171センチ、体重86キロだが、先輩らと3日連続で焼肉に行くなど正月太りで体重は90キロまで増加。先月8日の入寮時には体脂肪率が23%に達していた。しかし、新人合同自主トレとキャンプで運動量が増加し、計算されたカロリーバランスの食事で一気に肉体改造。体重は90キロのまま、約1カ月間で体脂肪率は6%もダウンし、現在は17%前後で推移しているという。
よく食べて体を大きくできるのも、アスリートとして大事な才能。高校生離れした体格が高い評価を得てきたが、球団関係者は「あれだけがっちりした体形だが、実は体幹がそれほど強くない。伸びしろと言えるでしょうね」と、さらなる強靱化の余地を指摘する。
「近々未来、主力選手になってくれる。いろんなものを吸収して栄養に変えて、一枚も二枚も大きくなって、必ずそういう日が来る。私自身も彼をしっかりと育てる」と原監督。宮崎で泥だらけになりながら、東京に戻る頃には見違えるようなたくましい姿が期待できそうだ。
https://www.zakzak.co.jp/article/20230213-4QENQTFO2VLKZA7XXCGJSA2H5E/
華があってカッコええ
引用元: https://nova.5ch.net/test/read.cgi/livegalileo/1676287266/