巨人ドラ4ショート・門脇、かなり期待できそう　オーナーも熱視線

【巨人】ドラ４門脇誠、原監督が命名「ストロング門脇」物おじせずノックで先輩・坂本のグラブを拝借

　巨人のドラフト４位・門脇誠内野手（２２）＝創価大＝が４日、原監督に「ストロング門脇」と命名された。午前７時開始のアーリーワークの際、連続ティー打撃で１３００スイングを振り込んだ即戦力遊撃手に、指揮官も「思っている以上の選手」と大きな期待を込めてニックネームを考案した。

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　さらに、原監督は「肩の強さは群を抜いています」と評した。大学時代は投手として紅白戦で最速１４８キロをマークし、遠投も１１０メートル。一方、大久保打撃チーフコーチは「（年間）１０本（塁打）は打てそう」と長打力を兼ね備える打撃に目を細め、西武の打撃コーチ時代の０８年に「栗山を預かった時より、今の門脇の方がいい」と名球会打者の若い頃を思い返した。

　走攻守３拍子そろった“ポスト坂本”候補生。物おじしない性格も大きな魅力だ。初日にはソフトバンクから加入した松田に「お願いします！」とキャッチボールの相手役を志願し、この日の遊撃ノックでは坂本のグラブを拝借して「革が全然違う…」と一流選手の商売道具に触れた。「（捕球時に）脱力している。反応が速い」と坂本の技術も学ぶ日々だ。

　早朝練習時、門脇に熱視線を送った山口オーナーは以前から注目していたことを明かし、「このまま順調に伸びて」と将来を嘱望した。

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