巨人・秋広、中田翔に弟子入り

【巨人】秋広優人が中田翔に弟子入り　オフは沖縄・石垣島で自主トレ

　巨人の秋広優人内野手が、チームの先輩・中田翔内野手に弟子入りすることが７日、わかった。

　来季の背番号が「５５」に内定している近未来の大砲候補が、自らチームの先輩に弟子入りを志願。
中田はこの日行われた契約更改の場で、「お願いされたので一緒に頑張ろうということで、頑張ってきます」と話した。

https://hochi.news/articles/20211207-OHT1T51091.html?page=1

来年１月は沖縄・石垣島で自主トレを行うことを明かし、日本ハム・姫野、ソフトバンク・黒瀬らに加え、来季が高卒２年目の大砲、秋広優人からも同行を志願されたという。「『なんで俺？　他にもっといっぱいおるやろ』と言いましたけど、『一緒にやりたいです』と言ってくれたので。しっかり体をいじめ抜く期間で、遊ぶ期間ではない。この時期にこれだけやる、というのを、一緒に苦しみながら示したい」と語った。

https://www.sanspo.com/article/20211207-TKFJUVG5OFKPZNXIEUSALSW7YM/

自主トレをともにする優しい先輩。同じリーグになったので、早く球場で会いたいです
https://column.sp.baseball.findfriends.jp/?pid=column_detail&id=060-20170313-01

　初めて中田さんとしっかり話をしたのは、僕が2年目のときでした。中田さんは骨折で二軍に落ちたにもかかわらず、代わりに昇格した僕を鎌ケ谷から送り出してくれたんです。
それからはすごく気にかけてくれて、僕の結果を喜んでくれたり、一緒になって悔しがったりしてくれました。2014年には「ホームランを打ったら好きなものを買ってやる」と約束してもらい、
僕がプロ初本塁打を放って、キャリーケースとバッグをプレゼントしてもらいました。一生の宝物ですね。

　中田さんは雲の上の存在。気さくに話しかけてくれるけど、本当に尊敬しています。そんな方が僕にバトンを回してくれて、びっくりしました。
メッセージも「こんなに愛されていたんだ」と涙が出るほどうれしかった。お世話になった恩返しをするためにも、一軍で活躍できるように頑張るだけです。

　秋広は身長２０２センチと恵まれた体格を持つだけに、体の大きさや打球の威力に目が行きがちだが、真剣に野球と向き合う姿勢にも成長を感じた。

　９月中旬、シーズン途中に電撃トレードで巨人入りした中田は不振で２軍に降格したが、連日「阿部塾」で汗を流し、ファームでは６試合で１１安打、１３打点、４本塁打と好成績を残した。野球に対するストイックさを間近で見て「自分はもっとやらないといけないと感じました」。阿部２軍監督とはマンツーマンでバットを振り続けた。努力は実を結び、同１６日の楽天戦（Ｇ球場）で、通算１５０勝右腕・涌井からバックスクリーン右へ豪快な一発を放った。

　「１軍であれだけの成績を残している選手でも、これだけやるんだって。じゃあ、あれ以上にやらないとって、若手選手には気づいてほしい」という阿部２軍監督の願いは秋広にしっかりと届いていた。背番号「５５」に内定している大砲候補は来春、心身ともに成長した姿を見せてくれるに違いない。

中田のストイックさに刺激を受けたらしい