【巨人】直江大輔、手術を乗り越え2軍初完封

◆イースタン・リーグ　巨人３―０ヤクルト（２４日・Ｇ球場）

　巨人の直江大輔投手が２４日、イースタン・ヤクルト戦（Ｇ球場）に先発し、プロ初完投初完封勝利を挙げた。９回１２２球、３安打２四球６奪三振と圧巻の投球を見せた右腕は、「自分は育成選手の立場なので、とにかく結果を出していくしかない気持ちでした」と振り返った。

　初回、三者凡退と好スタートを切ると、３回まで無安打投球。４回に初安打を初安打を許したが、走者を出しても落ち着いた投球を披露し、三塁を踏ませぬ快投。「何としてでもゼロでいきたいということだけは強く思っていたので、完封できてすごくうれしいです」と満面の笑みで振り返った。

　昨年１０月に腰のヘルニアを手術し、オフに育成契約を結んだが、契約更改でも球団から「（復帰すれば）新人王を取らせる」との言葉をもらった期待の右腕。３月２４日、３軍のプロアマ交流戦・武蔵大戦に先発し、１８４日ぶりに実戦復帰。前回登板のイースタン・ロッテ戦（浦和）では、先発で６回０／３、９３球を投げて７安打１四球３失点（自責２）、５奪三振。最速１５０キロをマークするなど、状態の良さをアピール。「もう一度支配下に戻って、後半戦はしっかり１軍の戦力になれるように、今後もアピールしていきたい」と支配下復帰へ向けて、決意を新たにした。

https://news.yahoo.co.jp/articles/f241af16f09189f27ff7bf9d5d699b81b5f592f3

　投げられる範囲の全力。それでも力の片鱗は見せた。だが、プロはそうは甘くない。球団は早い決断を下し、2021年シーズン中に万全になるように昨季の最終登板から時間をかけずに手術に踏み切った。

　今季1軍未登板ながら、周囲から“新人王候補”という声も聞こえる。だが、本人は苦悩と戦いながらのリハビリだった。

「手術をした直後はここまで投げられる姿が鮮明に見えてこなかったんです」

　例えば、風邪をひいて、数日間、動かなかっただけでも体がすごく変わってしまうように感じた。下に落ちているものを、腰を曲げて取ることができなかった。どんな時も膝を曲げて、腰を下し、ものを拾った。パンツやズボンもスムーズに履くことができない。風呂に入る姿勢も制限された。

育成プロテクト言うてるやつはこれ読めよ

第二次（育成）
1位　山下航汰
2位　平井快青
3位　沼田翔平
4位　黒田響生

原ドラフトとかいう神