【巨人】2番セカンド若林、確定か

今季の開幕オーダーにも、原はメッセージを込めた。キャンプ、オープン戦を通じて打率・３７１、２本塁打、１０打点、ＯＰＳ（出塁率＋長打率）１・１９６とチーム“４冠”の結果を残した若林を「２番・二塁」で起用する。若林は左翼もこなせる。二塁守備は球界屈指の吉川との併用もできる中で二塁を託したのは、実力至上主義の下、先を見たタクトだった。

　「元木ヘッドは『若林を外野で使ったらどうでしょうか』と言ってきたけど、外野は後に外国人が来る可能性がある。空いてるのは二塁。若林はあれだけやったんだからチャンスを与えるべきだ。ダメなら吉川がいる。満々とエネルギーを蓄えて、ここって時にはやるだろう。その方が俺には正しい選択だと思う」

　若林に与えた助言は、キャンプイン時に一つだけだった。

　「去年も春先はすごく良かったけど『体重がしぼむと同時に技術もしぼんだよ。だから体重だけは意識してやんなきゃダメだよ』って２月１日に言った。最近『体重どうだ？』って聞いたら『変わってないです』と。それはうれしかった」

　左翼には松原が入る。昨季途中から右翼の定位置をつかんだ実績、キャンプでの成長を評価し、来日後の新外国人と競わせる位置まで来たと見た。

　「去年よりもかなり打撃は成長したと思う。松原は勝負させにゃいけない」

　一方、昨季二塁に定着した吉川には厳しい目を向けた。素晴らしい素材だが、まだ途上。ここで反骨心を発揮することを期待している。

　「尚輝はもちろんいい選手。守備力に関しては非常に上がってるけど、打撃はそれほど誇れる成績ではなかった。打率だって２割６分後半くらい。足は速いけど、まだスチールの成功率も良くはない。まだ上がってほしい」

引用元: https://tanuki.5ch.net/test/read.cgi/livebase/1616680909/