巨人・中山礼都、福留打法で鋭い打球連発！！

【巨人】中山礼都、福留打法で鋭い打球連発…テイクバック小さく「ツボに来たら」大きく飛ばす

　ライナー性の鋭い打球があらゆる方向に飛ぶ。中山礼都のバットは、昨年よりも明らかにスムーズに球を捉えている。本人に確認してみると、当たりだった。「少し後ろを小さくした。（バットが）出やすい。無駄を省いたっていう感覚です」。テイクバックの小さなフォームは、私の中では中日・福留と重なった。

　日米通算２４４９安打の大ベテランのようにバットを上下に揺らしてタイミングを取るわけではないが、小さく引いてコンパクトに振る。これまでもアクションが大きいわけではなかったが、よりシンプルになった印象だ。「コースに対して強引にならずに打つことは常に頭に入れていて。その中でツボに来たら外野の頭を越す、ホームランにする練習はしている」。福留もコースに逆らわず安打を量産し、甘い球がくれば一振りで仕留める。中山も似た系統と思う。感覚を追い求める先に、フォームが似たのは必然かもしれない。

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