巨人戸郷、”由伸式トレ”でレベルアップ狙うオフの新メニューは「やり投げ」

1: 2021/12/24(金) 06:42:55.67 ID:CAP_USER9

12/24(金) 5:00配信
東スポWeb

新メニューを明かした巨人・戸郷（東スポWeb）

　由伸式トレーニングでレベルアップだ！　巨人の戸郷翔征投手（２１）が、オフの自主トレで行う新メニューを明かした。

　今季の戸郷はエース菅野に次ぐ開幕２番手を任されるなど、３年目の飛躍を大きく期待されていたものの、２６試合に登板して９勝８敗の防御率４・２７と振るわず。登板数はキャリアハイを記録したものの、課題とする制球力では難を見せ、リーグ２位となる５８四球を与えてしまった。

　桑田コーチからも制球力の向上に向けた指摘を受けた。「（桑田コーチに）フォームの試行錯誤とか一緒にやっていこうよ、てことは言われました。（大事な部分は）下半身。下が使えなくなると球も弱くなりますし」と戸郷。昨年オフは上半身を重点的に鍛えたが、制球力改善のため、今回はさらに基礎の部分も強化していく方針だ。

　その他の部分でも成長はやまない。２１歳の若き右腕は多くの先輩投手から情報を吸収している。普段は勉強家・高梨などから様々な最新器具について情報を聞き、昨年は超音波治療器を購入。自らの糧となるものは積極的に取り入れている。

　そんな中で、今新たに取り入れようとしているものが、オリックスの山本由伸投手（２３）が昨年のオフにも行っていた「やり投げトレーニング」だ。このトレーニングは「フレーチャ」というやり状の器具を投げることで、全身を使った投球感覚を養うことができるというもの。山本のほかにも西武・平良なども行っている。

　自身と同じく宮崎の地で自主トレを行っている偉大な先輩投手のメニューを取り入れることで、何かつかめるものがあるはず…。「由伸スロー、あれ僕やってみたいんですよね、今年。色んな人の練習方法を取り入れていこうかなと。今までちょっとね、カツカツすぎて、なんも取り入れられなかったんで」と抱負を明かした。

　今季のタイトルを総なめにしたパ・リーグのエースのようになるため、〝由伸式トレ〟でステップアップを狙う。

https://news.yahoo.co.jp/articles/09f9e966e5d0f9e2d86a9b8ed7cc77d652a6c447